龍

Dahica

【龍】

想像上の動物。体は大蛇に似ていて、背に八十一枚の鱗、四足に各五本の指、頭には二本の角があり、顔は長く耳があり、口近に長い髭を持ち、喉下に逆さ鱗を有する。
「角は鹿、頭は駱駝、目は鬼、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛」に似ると言われている。


日本神話では大国主神、大物主神、建御名方神などが蛇体、龍神として描かれていて海神の竜の姿とされた。

竜神は竜王、竜宮の神、竜宮様とも呼ばれ水を司る水神として日本各地で祀られる。また、「竜神が鐘を好む」という伝説も日本各地に残り、五龍＝青龍・赤龍・黄龍・白龍・黒龍の伝承へと広まりをみせ現在に至っている。

山梨県にある七面山敬慎院では赤龍＝七面天女として祀られている。

数多くの伝説や神話に登場し、日本各地の神社仏閣にて祀られ、スピリチュアルなパワーといえば龍が思い浮かばれる。その龍を繊細かつ大胆にワックス原型にてデザインし0.01ｍｍの細部、鱗の一枚一枚にまでこだわり、筋を入れる、溶かす、彫るなどの技法を使い分け、龍の持つ荒々しさ、優しさ、表情、迫力、今にでも動き出しそうな躍動感を見事に表現し素晴らしい作品に創り上げている。一度手に取ればその美しさの魅力にきっと驚かされることは間違いない。

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